鼻笛論:ハナウタ

鼻笛協会設立から間もなく3年・・・あれ?4年?まあいいや。

ともかく幾星霜もの時をへて、我々を取り巻く環境も変わって参りました。

活動開始当時、YouTubeにはちょびっとしかなかった鼻笛動画も、いまや山ほど引っかかるようになり、 放送業の方のNHKさん(偶然同じ略称でした!びっくり!)から取材を受けたりして、我らが日本鼻笛協会もすっかりメジャーな音楽団体となりました。

 

ま、これは想定内。

 

しかし想定外の変化、それは、お問い合わせの内容です。

 

昔はこんなんばっかでした

「なにおまえら超うけるんですけど!マジうける!がんばれや!」

今はこんな感じです

「私も鼻笛をたしなみたいと存じますが貴会に入会するためにはどのような手続きを経る必要がありますか?また、演奏の許可を得る必要がありますか?」

 

 

・・・

 

・・・

 

狙い通り!といいたいところなのですが、

 

ままままままままさかこんなことになるとは!!!!!!!!


優れた奏者の活躍、メディアへの露出機会の増加により、 鼻笛のブランドイメージがアップしてしまい、なんかすごい楽器みたいになってきちゃって、日本鼻笛協会も渋谷にビルがあるみたいにおもってるひとがいたらどうしよう・・・

 

いや、スゴい楽器なんですけど!!

 

立派でまじめな団体ですけど!

みんながマジになればなるほど、なんか、俺たちばつが悪い。

ああ、こういう時は、基本理念に立ち返るのが重要です。

 

「ほんとうの豊かさとは何かなどと頭で考える前に、まず鼻笛でも吹いてみてはいかが?」

 

そうそう!これでした!さあ、僕ら、ちゃんと活動した分、豊かになったかしら?出会った人たちに豊かさをシェアできたでかしら?

 

僕たちの考える鼻笛は「どうにもおもしろおかしい楽器。っていうか楽器?」というニュアンスで表される存在です。

 

カラオケみたいに知ってる歌ならなんでもできる。だから、僕らは鼻笛の演奏をハナウタと呼びます。

 

みんなでハナウタ歌って、笑って遊んで。
それを見て笑った人も、一緒にうたって遊んで。

 

そんでオールオッケー!そう、基本に戻ろう!!

そんなおり、はからずも、伊勢友の会のTakuma Ikeyama氏から すばらしいメッセージが届きました。みなさんにシェアします。

 

すべての顔を楽器に !!